日本図学会 > 日本図学会論文賞 > 視覚パラメータに基づく絵画風画像生成手法

第6回日本図学会論文賞選考結果報告
日本図学会論文賞選考委員会

 第6回日本図学会研究論文賞選考委員会は,2009年および 2010年の図学研究に掲載された研究論文から論文賞にふさわし い優秀な論文の選考を行った.まず編集委員全員によびかけて 候補論文をいくつか選び,順位づけを行った.選考委員会は, その中で最も評価の高かった下記論文を候補として選定し,理 事会で報告し,承認された.
 
第6回日本図学会論文賞(研究論文賞)
受賞者:正会員 米山孝史(任天堂) 
    正会員 源田悦夫(九州大学)
    正会員 近藤邦雄(東京工科大学)
受賞論文:「視覚パラメータに基づく 絵画風画像生成手法」
     (図学研究第43巻4号掲載)
選定理由:
 視覚パラメータの調整という簡単なインタフェースで,趣の 異なる絵画風画像が様々に生成される技術が優れている.パラ メータの導入においても,人の視覚情報処理過程を十分考慮し ており,手法の提案だけでなく,実際に画像生成システムを作 成して,絵画の特徴に対応した画像を生成できている.