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2016年度春季大会

2016年度日本図学会春季大会(八戸)のご案内

2016年度日本図学会春季大会を,青森県八戸市にある八戸グランドホテルにて開催いたします.青森県の太平洋側に位置する八戸市は青森県第二位の市であり,東北新幹線の停車駅でもあります.
東日本大震災では沿岸部に被害を受けましたが,復興も進み以前の状況を取り戻しています.復興にちなんで制定された三陸復興国立公園には全国でも珍しい天然芝の海岸である種差海岸があり,独特の風景を見せています.
全国からの多数のご参加をお待ちしております.
  

1. 開催日

2016年5月14日(土),15日(日)
 

2. 場所

八戸グランドホテル
〒031-0031 青森県八戸市番町14
http://www.hachinohegrandhotel.com/
 

3. 交通アクセス

(1)    主要ターミナルから最寄り駅へのアクセス
  • 新幹線をご利用の場合
    JR東北新幹線「八戸駅」から「本八戸駅」へ
  • 三沢空港をご利用の場合
    十和田観光電鉄連絡バス「三沢空港」から「八戸八日町」バス停へ
(2)    最寄り駅からのアクセス
  • 本八戸駅下車
    徒歩約8分
  • 八戸八日町バス停
    徒歩約2分
アクセスマップ
http://www.hachinohegrandhotel.com/access/index.html

4.大会スケジュール


5月14日(土)
10:00~ 受付
10:45~11:45 総会(八戸グランドホテル3階 双鶴の間)
11:45~12:00 集合写真撮影
12:00~13:30 (昼食) 理事会(八戸グランドホテル3階 双鶴の間)
13:30~15:30 学術講演(セッション1,2)
15:30~15:40 休憩
15:40~17:40 学術講演(セッション3,4)
18:00~20:00 懇親会(八戸グランドホテル3階 双鶴の間)

5月15日(日)
09:00~ 受付
09:20~11:00 学術講演(セッション5,6)
12:20~ エクスカーション

講演発表時間と発表機器
 それぞれの講演発表の時間は、質疑応答と入れ替えにかかる時間を含めて20分とします。発表時間は10~15分(最大15分。10分程度が望ましい)、質疑応答は5分以内とさせていただきます。また、使用できる発表機器は液晶プロジェクタのみです。

5. 講演発表

(1) 募集分野
 研究発表の分野は以下の通りです。なお、最近の「図」に関する広がりは目覚ましいものがありますので、様々な分野の研究を期待します。
図学論/設計論/造形論/平面幾何学/空間幾何学/応用幾何学/形態構成/CG/形状処理/画像処理/CAD・CADD/図学教育/設計・製図教育/造形教育/教育評価/空間認識/図学史
 
(2) 講演論文投稿日程
講演発表申込締切:2016年3月14日(月曜日) 正午必着 ←締め切りました
講演発表原稿締切:2016年3月28日(月曜日) 正午必着 ←締め切りました

執筆要領 |WORDファイルPDFファイル

(3) 発表申込方法
以下の内容を記述した電子メールをお送りください。

内容:
  • 表題
  • 著者(著者全員とその所属)
  • 概要(200字程度)
  • 分類(図学論/設計論/造形論/平面幾何学/空間幾何学/応用幾何学/形態構成/CG/形状処理/画像処理/CAD・CADD/図学教育/設計・製図教育/造形教育/教育評価/空間認識/図学史)※←いずれかひとつを選んで残りを消す。
  • 発表者(講演者)
  • 発表者が大会開催時1日目に35歳以下で(ある、ない)※←どちらかを消す。
  • 連絡担当者の氏名、所属、住所、電話/FAX、電子メールアドレス
送付方法: 電子メールで conf2016sp@graphicscience.jp へ、
件名を【2016年度春季大会発表申込(発表者氏名)】としてお送りください。

申込受領後、1週間以内に受領通知とともに執筆要領を電子メールにてお送りいたします。お申込みから1週間以内に受領通知が届かない場合は、郵便またはFAXにて日本図学会事務局までご連絡ください。
 
(4) 講演発表時間と発表機器
例年通り発表時間は、質疑応答を含め約20分とします。講演発表件数によって若干の増減があります。また、発表機器は液晶プロジェクタのみといたします。
 
(5) 講演論文集
論文原稿を印刷・製本して「日本図学会学術講演論文集/2016年度春季大会(八戸)」といたします。
講演論文はWebにより投稿をしていただきます。
詳細は、申し込みをしていただいた方にプログラム委員会よりお知らせをします。
なお、講演論文集の掲載料といたしまして5,000円を負担していただきます。
 
(6) 優秀研究発表賞・研究奨励賞
発表者を対象に、優れた研究発表をされた方を選考し、優秀研究発表賞として後日表彰します。また、35歳以下の若手研究者を対象に(過去に受賞された方を除く)、優れた研究発表をされた方を選考し、研究奨励賞として後日表彰します。

6. 参加費

一般: 会員6,000円,非会員10,000円(講演論文集代を含みます)
学部生および修士課程大学院生(社会人含む)以下: 無料※ ※講演論文集は別売り(1,000円)となります

7. 懇親会

2016年5月14日(土)18:00~20:00
会費:一般6,000円を予定
会場:八戸グランドホテル3階 双鶴の間
電話:0178-46-1234

8.参加登録(参加登録をお願いします)

講演発表の方、参加予定の方は、いずれの場合も、必ず、参加登録をお願いいたします。

参加登録方法:
本会ホームページよりご登録ください。
http://www.graphicscience.jp/spring_form_2016/

期限:2016年4月29日(金)正午

・上記参加申し込みは、参加される方1名ずつ必要となります。
 会員以外の講演発表予定の方、聴講のみの予定の方も参加登録をお願いいたします。
・論文発表を予定されている方も,参加登録をお願いいたします。

9.学術講演プログラム


5月14日(土)

セッション1:都市・建築(第1講演室/13:30-15:30)
座長:安藤直見(法政大学)
1)
 
コーラとしての建築へ ―ル・コルビュジエの《国立西洋美術館》―
加藤道夫(東京大学)
2)
 
集合住宅の構成が群造形の認識に及ぼす影響について
藤田雄大・小池博・井原徹(近畿大学)
3) 正方向光線追跡法による採光装置の性能評価に関する研究
鈴木広隆(神戸大学)・菅野普(旭化成ケミカルズ(株))・伊藤大輔(ものつくり大学)
4) 地震発災時における人の通行可能空間の可視化手法に関する基礎的検討 ―既存の道路閉塞シミュレーションと比較して―
榊愛・嶋岡亮成・高嶋佑典(摂南大学)
5) 大名を丘に
浪小那都・金子哲大(近畿大学)
6) 少年時代の建築をめざして ―建築家アルド・ロッシのドローイングにおける表象分析―
片桐悠自(東京大学)


セッション2:教育(第2講演室/13:30-15:10)
座長:森田克己(札幌大谷大学)
7) Peer Reviewを取り入れた大学1年生向け3D-CG制作授業について
佐藤尚(神奈川工科大学)
8) ロールプレイ型グループ学習を用いたWebデザイン教育に関する一考察
冨永哲貴・森真幸・ 飯田尚紀・ 廣瀬健一(産業技術短期大学)
9) アナグリフとScratchを用いた立体視コンテンツ教育
辻合秀一(富山大学)
10) HMDを装着してゲームを作成した学生の報告
山島一浩(筑波学院大学)
11) ピクトグラムを使用した博物館のスマートフォン用解説支援webサイトの研究
井堰絵里佳・伏見清香(広島国際学院大学)


セッション3:表現・図形情報(第1講演室/15:40-17:20)
座長:辻合秀一(富山大学)
12) 映画に描かれた中世ゴシック ―天空への飛翔―
安藤直見(法政大学)
13) 構造化シナリオを用いた映像カラータイムラインの可視化
戀津魁・三上浩司・近藤邦雄(東京工科大学)
14) ドローイングソフトにおける質感を通じた情報提供
定国伸吾(広島国際学院大学)
15) ゲームの「Narrative Experience」を向上させる研究
今間俊博・金友直樹・後藤信人(首都大学東京)
16) イメージをこえてヴィジュアルリテラシーを考える
茂登山清文・遠藤麻里(名古屋大学)


セッション4:立体・造形(第2講演室/15:20-17:20)
座長:安福健祐(大阪大学)
17) 折り紙行灯に対する日本人とデンマーク人の印象評価の違いに関する考察
岡村淳美・小高直樹・鈴木広隆 (神戸大学)・
Poul Henning KIRKEGAARD・Werner OSTERHAUS (Aarhus University)
18) PCCPシェルと円柱の間に存在する安定なシェル構造の解析 ―その2  3Dスキャナーにより取得したデータを用いた解析-
鈴木広隆(神戸大学)・Poul Henning Kirkegaard(Aarhus University)・
小高直樹 (神戸大学)
19) 滲みのスケッチを利用した空間デザインの試行
島川知蓮・金子哲大(近畿大学)
20) 2次元図面から立体モデルへの自動生成手法
高三徳(いわき明星大学)
21) 日本の技術教育について
坂本勇(大阪産業大学)・佐野浩(新潟経営大学)
22) 複素パラメータによる平面曲線の解析的な延長についてとそのインタラクティブアートへの応用
宮澤篤・中山雅紀・藤代一成(慶應義塾大学)


5月15日(日)
セッション5:設計・デザイン(第1講演室/9:20-11:00)
座長:鈴木広隆(神戸大学)
23) 単身者を対象としたセラミック製調理器具の設計手法
白水亮佑(丸任ジャパン株式会社*)、松本誠一、井原徹(近畿大学)
24) 名勝庭園「魚楽園」における散策路用縦型足元灯の設計
下田和也(株式会社京都科学)・金子哲大・井原徹(近畿大学)
25) 機械系の設計とデザインに関する一考察 ―その1.意匠設計とプロダクトデザイン―
平野重雄(東京都市大学・㈱アルトナー)・
喜瀬晋・関口相三・奥坂一也(㈱アルトナー)・荒木勉(筑波技術大学)
26) 2Dから3Dへ ―生物の体表の幾何学パターンや行動のリズム(視覚・聴覚・触覚)を応用してデザインする―
森永さよ(東京藝術大学)・鈴木泰博(名古屋大学)
27) 比較製図用コンパス論考 ―教育用としての機能の評価―
大月彩香・竹之内和樹(九州大学)


セッション6:開発(第2講演室/9:20-11:00)
座長:高 三徳(いわき明星大学)
28) 幾何学模様生成システムの構築2
森田克己(札幌大谷大学)
29) 光学的流動に基づく建築空間分析ツールの開発
安福健祐(大阪大学)
30) 映像分析に基づく会話カットの構図設計支援システムの開発
兼松祥央(首都大学東京)・東海林直也(東京工科大学)・
茂木龍太(首都大学東京)・鶴田直也・三上浩司・近藤邦雄(東京工科大学)
31) 3Dプリンタを用いた触察ツールの開発1 ―自然のかたちの法則性の可触化を用いた形状認識能力の育成―
西井美佐子(女子美術大学/オフィス・アール・イー)
32) 3Dプリンタを用いた触察ツールの開発2 ―3Dプリンタを用いたコラグラフの試作―
佐藤紀子(女子美術大学)・西井美佐子(女子美術大学/オフィス・アール・イー)


10. 宿泊 ←締め切りました

宿泊施設は、各自でお手配ください。
なお、同時期に県内でイベントが行われるため宿泊施設が混雑することが予想されます。
宿泊予約は早めにご検討ください。

宿泊プランを設定いたしましたのでご活用ください。
宿泊申し込み PDFファイル

11.エクスカーション

大会2日目午後にエクスカーションを実施いたします。
国立公園に指定された種差海岸と十和田現代美術館を見学します。

旅行代金 おひとり様7,000円(昼食、入館料込)
定員 25名(最小催行人員:10名)
申込締切 5月10日(火)

種差海岸の詳細はこちら
十和田現代美術館の詳細はこちら

詳細および申し込みはこちらをご覧ください
PDFファイル

12. 出張依頼書

必要な方は下記の連絡先までご相談ください。

13. 連絡先

2016年度日本図学会春季大会実行委員会 conf2016sp@graphicscience.jp
 

実行委員会

委員長 宮腰直幸(八戸工業大学)
委員 松田浩一(岩手県立大学)
山畑信博(東北芸術工科大学)

プログラム委員会

委員長 高三徳(いわき明星大学)
委員 安藤直見(法政大学)
鈴木広隆(神戸大学)
安福健祐(大阪大学)
竹之内和樹(九州大学)
面出和子(女子美術大学)