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初等・中等教育における図形・図法(幾何学)に関わる授業とその必要性

 初等・中等教育における2002年の旧学習指導要領において図形・図法(幾何学)に関する内容が大幅に削減され、大学教育においても「図学或いは図形科学」の授業が減少している中で、ものづくりに関わる工学系、芸術系分野では、CAD・CGの普及とともに、図形・図法(幾何学)に関する基礎的な教育が十分になされないまま卒業する学生が増えている可能性がある。また欧州でも大学における図学に関する教育は減少しているが、初等・中等教育においては習得すべき不可欠な基礎的素養として認識されており、日本とは大きく異なる。
 今回の図学教育研究会では、初等・中等教育に携わる先生方をお招きし、図形・図法(幾何学)に関して、現在どのような教育がなされているか、ものづくりの基礎となる図形・図法(幾何学)の教育はどの程度必要か、CAD・CGの利用や2011年改定の新教育指導要領による影響、などについて議論できればと考えております。ご多忙のこととは存じますが,多数の御参加をお願い申し上げます。
 
 
1. 日時:2011年11月27日(日)13時〜15時
2. 場所:大阪市立大学杉本キャンパス
3. 内容:『初等・中等教育における図形・図法(幾何学)に関わる授業とその必要性』
4. 会費: 無料 
5. 参加申し込み
e-mail またはFAX で、下記申込先宛に氏名・所属・連絡先・TEL をお知らせ下さい.
申込先:e-mail: inada@cep.osaka-u.ac.jp
大阪大学 大学教育実践センター 図学・稲田由美
〒560-0043 豊中市待兼山町1 番16 号 TEL:06-6850-5828  FAX:06-6850-5829